枕の選び方のポイント

睡眠

頭痛持ちの方の枕選びには大事なポイントがあります。
頭痛持ちの方は首(筋肉・骨)が悪い方がほとんどです。「頭」にとって良い枕ではなく、「首」にとって良い枕かどうかです。
首にとって「寝返りが打ちやすいかどうか」です。健康な大人の場合、一晩に打つ寝返りの回数は20回前後と言われています。
①高反発・硬め
羽毛の様に柔らかすぎて、頭が沈み込んでしまうと頭や体をターンさせるのに力が必要になります。「高反発」「硬め」のものを選びましょう。
②枕全体がフラットなもの
最近よく真ん中が低く、左右が高くなっているものがあります。一見効率的に見えますが、寝返りが打ちにくくなります。枕全体が平坦なものを選びましょう。
③首のカーブが保てる高さ
枕が高すぎると寝ている際に首のカーブ(弯曲)が無くなり、首の後ろの筋肉が弛緩せず(緩まず)伸ばされた状態になります。
寝ている間は筋肉を弛緩させて、疲労を取らなければなりません。
枕の硬さにもよりますが、仰向け中心で寝るなら高さ10㎝前後、横向き中心で寝るなら15㎝前後を目安に高さを選びましょう。
座布団をイメージするといいかもしれません。幅も一般的なものより広めが理想です。


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